トーハン入社式で近藤社長、「仕事の心棒に触れ、熱を」とエール 30人が入社

トーハンは4月1日、東京・新宿区の本社で2024年度の入社式を開催した。今年度の新入社員は30人。
挨拶に立った近藤敏貴社長は、同日から開始した新中期経営計画「BEYOND」について説明。「本業改革」と「事業領域の拡大」を目指すとし、「前計画『REBORN』の余勢を駆って、書店文化・読書文化の復興に全力で取り組むとともに、コンテンツビジネスや海外市場の開拓を進め、市場を再創造していく」と話した。
また、新聞広告に故・伊集院静氏からの新入社員へのメッセージが載ったことに触れ、「トーハンで仕事の心棒に触れ、熱を感じてほしい。仲間とともに喜びも苦しみもたくさん経験した先に、深く考え抜いたことを自分自身の言葉で語れる、大きな人間になってほしい」とエールを送った。
式ではプロフィール写真による新入社員の紹介を行ったほか、今秋に創立75周年を迎える節目の年度にあたり、特別ゲストとして作家・朝井リョウ氏がビデオメッセージで新入社員を激励した。

写真=本社2階会議室で