雑協、アプリ「CODE」で能登半島地震の被災書店を支援へ

日本雑誌協会は7月から、レシートをスキャンすることでポイントなどが得られるアプリ「CODE」を活用し、能登半島地震で被災した書店を支援するキャンペーンを実施する。
出版社52社が選定した各対象誌について、北陸3県(富山・石川・福井)の参加書店で購入した先着50人に100ポイントを付与する。対象誌は7月1日から8月31日までに発売される雑誌(タイトルは選定中)。キャンペーン対象期間は7月1日から9月30日まで。書店には、ポスター2種(キャンペーン用、対象誌一覧表)を提供する予定。
CODEは、インテージのグループ会社である㈱リサーチ・アンド・イノベーションが提供。雑協では昨年11月2日から今年1月31日まで、CODEを使った雑誌販売施策の実証実験を実施。出版社16社の34誌を対象に、各誌において先着300人に100ポイントを付与するキャンペーンを行った。
その結果、全対象誌の平均購買数は100人超、発売1週間以内に300人の購買を達成した雑誌もあった。料理生活情報誌やマネー系情報誌の購買率が高く、CODEユーザーとの親和性が高いことがわかった。