■「新文化」最新号の1面特集は、【DNP、2035年の製造・流通とは/10年後見据え「未来の出版流通プラットフォーム」構築】
大日本印刷(DNP)は4月、「未来の出版流通プラットフォーム」の構築に乗り出した。本や読者を取り巻く環境について「2035年の理想像」を思い描き、そこから逆算するかたちで現在取り組むべき課題を洗い出す。5月には第1弾として「DNP復刊支援サービス」を開始し、書店発の文庫復刊を促進している。(本紙・杉本憲史)
■最終面特集は、【「無人の古本屋」開業の理由/「BOOKS青いカバラボ」(東京・荒川区)店主・小国貴司氏】
5月、東京・荒川区の熊野前商店街に無人の古書店「BOOKS青いカバラボ」がオープンした。BOOKS青いカバ(同・文京区)の支店であり、売上げは計画値とほぼ同水準で推移しているという。同店を開いた理由や、本屋をめぐる状況について、店主の小国貴司氏に聞いた。(南陀楼綾繁)