書店議連、「書店振興関係施策の拡充」を求める決議

「街の本屋さんを元気にして、日本の文化を守る議員連盟」(書店議連)は6月16日、東京・千代田区の自民党本部で総会を実施。書店振興関係施策の拡充を求める決議がなされた。政府は同13日に閣議決定した「骨太方針2025」に、経済産業省などによる書店活性化プランの推進を盛り込んでいる。総会では各省庁が本プランに対する取組みを報告した。
経産省はREID導入支援、手数料率が低いキャッシュレスサービスの周知などを行う。また、今月には「書店経営者向け支援施策活用ガイド」の最新版を発行した。当日は日本書店商業組合連合会の矢幡秀治会長、出版文化産業振興財団の近藤敏貴理事長、角川春樹事務所の角川春樹社長などが要望を伝えた。

写真=業界要人が集った書店議連