日販GHD・富樫社長、「取次事業再構築が最重要課題」

5月19日、都内のホテルで「2026年度日販懇話会」を行った。冒頭登壇した富樫建社長は25年度連結決算の売上高は3427億円で、経常損失13億円になる見通しと発表。そのうち取次事業の売上高はの2982億円(前年比12.3%減)で、経常損失は36億円になると報告した。取次事業以外の事業はすべて黒字。「取次事業の再構築は最重要課題。出版流通をゼロベースで立て直していきたい」とし、「共創」をキーワードにこれまでの商慣習やルールを見直していく意向を示した。
田中宏樹副社長は、「日販は取次事業を止めるのはないか」という関係者の声に「止めません」と明言。「協業」「物流拠点の再編」「DXによるコスト削減」のほか「取引条件の改定」などで持続可能な事業にし、トラック新法に対応していくと語った。