10月1日、都内のホテルで同社創立30周年の記念祝賀会と第18回「角川春樹小説賞」授賞式が行われ、石破茂前首相と書店議連の斎藤健会長(経産省元大臣)、紀伊國屋書店の高井昌史会長など約250人が出席。角川春樹社長(写真上)の長男も公の場に初めて姿をみせた。
角川社長は脳梗塞の経過を報告した後、今後、妻で副社長の友美氏、長男に「バトンを渡す」と話し、最後に「ネバーギブアップ!」と叫んでこぶしを突き上げた。
石破氏は映画監督、俳人としても活躍する角川社長を讃え、映画「男たちの大和/YAMATO」では「国家とはなにか」「責任を果たすとはどういうことか」「米国とはどんな国か」という角川社長のメッセージを代弁。「いまの日本の姿が、戦死した戦艦大和の乗員が望んだものなのか」と問いかけた。無書店自治体をゼロにするために、再販制度や業界の在り方を変えていかねばいけないと指摘した。斎藤氏は一枚岩になっていない出版界に「正直、残念に思う」とも語りながらもエールを送った。



