日販グループホールディングスが米国のAI企業・Anthropic(アンソロピック)に書籍を販売したと報道されている問題を巡り、日本書籍出版協会が9月17日付で送付した質問状に対し、日販GHDが10月5日付で回答していたことが関係者への取材でわかった。日販GHDは、書籍をアンソロピックに販売した事実を認めたという。
関係者によると、日販GHDは子会社の日販アイ・ピー・エスを通じて2024年12月から25年12月まで書籍販売を行っていた。
本件販売に際しては、AI学習への利用を目的とした購入であるとは認識していなかったと説明。一方で、利用目的がAI学習であることが明らかな場合の書籍販売は行わないことがグループの方針であるともしたという。
書協は本紙の取材に対し、日販GHDからの回答を受けて「会員出版社に情報共有をしている。今後の対応については、10月27日開催の理事会・評議会などで検討する予定」とコメントしている。
