第54回 お待ちしてます

筑波大学附属小学校に続き、2月13日には東京学芸大学附属世田谷中学校で読書推進プログラム「読書の時間」のモニター授業を開催した。今回は本の要約サイトを運営するフライヤーの協力を受け、読書について考える座学とワークショップ「電子書籍を活用したキャリア学習」を実施。学校司書の先生や公共図書館関係者にも参観いただいた。

直接、子どもたちの本との接し方や、本に対する思いを聞くことができる「読書の時間」の授業は、モニター授業時に実施しているアンケートも含め、我々にとっても有意義な時間である。

読書推進プログラム「読書の時間」は、地元の書店を通じ学校に提供できればと考えている。本の売買だけではなく、行政と連携し、地域の読書推進活動を書店が下支えすることで、住民との結びつきを深めることに寄与したい。

2023年度のモニター授業は原則無料で開催する予定だ。教育事務所管内の学校図書館関係者の研修講座と組み合わせるなど、各自治体・教育機関で実施しやすい形式をご提案させていただく。

すでに多くの学校から問合せが寄せられている。あとは、一緒に取り組んでくれる書店が現れるかどうかだが、今のところ数社のみという状況である。

規模の大小、外商実績の有無は関係なく、商いをされている地域で、新しい読書推進を通じ、これからの読者を育てる活動を我々とともにしていただきたい。書店さんからのご連絡をお待ちしております。

(本紙「新文化」2023年3月23日号掲載)

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