『人新世の「資本論」』、アジア・ブックアワード最優秀図書賞を受賞

経済思想家・斉藤幸平氏が昨年9月に上梓した『人新世の「資本論」』(集英社新書)が、アジア・ブックアワード2021の年間最優秀図書賞(一般書部門)を受賞した。同アワードの主催は、韓国の出版社487社による「韓国出版人会議」。最終選考会には日本、中国、韓国、香港、台湾の出版社から計10人が参加した。
同書は現在、40万部を突破。10月に韓国語版が刊行された。アジアをはじめ、世界各国の言語で翻訳されることが決まっている。