「サッカー本大賞2024」、大賞は宮市亮「それでも前を向く」に

カンゼンは4月24日、「サッカー本大賞2024」を発表。大賞と読者賞は宮市亮『それでも前を向く』(朝日新聞出版)に決まった。宮市氏はJリーグ・横浜F・マリノス所属のFW選手。同賞創設以来、初めて現役選手の著書が大賞を受賞した。
同日、東京・千代田区の明神会館で5年ぶりに授賞式を開催した。宮市氏は当日、ACLチャンピオンズリーグ準決勝・蔚山現代戦に出場登録されたため欠席。ビデオメッセージで宮市氏は「自分のサッカー人生がつまった本になった。これからも選手として、出来る限り走り続けたい」と語った。そのほかの賞は、以下の通り。
特別賞=島沢優子『オシムの遺産』(竹書房)、名著復刊賞=エドゥアルド・ガレア—ノ、飯島みどり訳『スタジアムの神と悪魔—サッカー外伝(改訂増補版)』(木星社)、戦術・理論賞=ヘルマン・カスターニョスほか『フットボールヴィセラルトレーニング(導入編/実践編)』(カンゼン)

写真=一堂に集まった受賞者と選考委員