SHIBUYA TSUTAYAリニューアルオープン、IP軸に若者や外国人旅行者に訴求

カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が運営するSHIBUYA TSUTAYA(東京・渋谷区)が4月25日、リニューアルオープンした。「好きなもので、世界をつくれ。」をテーマに、様々なIPとコラボした空間、カフェやSHARE LOUNGE、デュエルスペースなどに各フロアを刷新。渋谷に集まる若者や外国人旅行者などに訴求していく。
24日に開催したメディア向け内覧会で渋谷プロジェクトエグゼクティブプロデューサーの鎌田崇裕氏は、同店の利用者の約60%が外国人であり、店の前の通行者で最も多いのが20代であるというデータを紹介。同店はこうした客層をターゲットに、「取り組むテーマは『IP』、コンテンツと体験価値を見据えたフロア構成で、ビジョンは『世界に発信するプロモーション』だ」と話した。 
店内の各所でIPとコラボした物販やイベント、展示を行う。6階「IP書店」ではエンタメコンテンツ約100IP・30企画を展開。1階と地下1階の「SHIBUYA IP SQUARE(SIPS)」では、大型モニターでIPの世界観に没入できる空間を創造する。
また、「渋谷には休憩する場所がない」という顧客の声を捉え、スターバックスとSHARE LOUNGEを併設。ラウンジの書棚にある書籍や雑誌は無料で閲覧できる(販売は行わない)。館全体では、計500席の座席を用意した。
フロア面積は計1357坪。フロア構成は次の通り。
1階=スターバックス/SIPS A
2階=スターバックス
3・4階=SHARE LOUNGE
5階=ポケモンカードラウンジ
6階=IP書店
7階=コラボレーションカフェ
8階=STUDIO(今夏営業開始予定)
地下1階=SIPS B
地下2階=エンタメ・ワンダーランド

写真=6階のIP書店