■「新文化」最新号の1面特集は、【つくば市、中高生向けに「読書推進企画」/五十嵐市長〝本への熱い想い〟語る】
茨城・つくば市が5月、中高生を対象にして、第1回「つくば本推しコンテスト」を開始した。中高生が選んだ本のキャッチコピーやPOP、また対象書籍の全帯のデザインを募集する企画だ。
市内に店舗を構える、くまざわ書店のACADEMIAイーアスつくば店、リラィアブルのコーチャンフォーつくば店、ブックエースのTSUTAYAデイズタウンつくば、未来屋書店つくば店の4書店とつくば市立中央図書館が連携して行う。中高生向けの本を刊行する11社で組織するYA出版会も協賛している。
そこには「中高生だけでなく、つくば市民と本の距離感を縮めたい」「読書を通じて生きる力に変えてほしい」という五十嵐立青市長(47)の熱い想いがある。YA出版会の幹部とともに、五十嵐市長に話を聞いた。(聞き手=本紙・丸島基和)
■最終面特集は、【踏み込んだ選書で個性発揮/小濱書店(三重・松阪市)】
2013年にJR・近鉄松阪駅前で開業した小濱書店(三重・松阪市)。一般的な〝街の書店〟としての装いを保ちながら、人文書などの分野で一歩踏み込んだ選書を行い、個性的な棚をつくってきた。業界未経験から創業した店主の小濱諒氏に、開店からの変化や地域との関係について聞いた。(南陀楼綾繁)
■5〜12面では、【出版販売会社職制一覧2025夏】を一挙公開。便利な住所録付き。