このほど、東京・千代田区の出版クラブビルで総代会を行い、第73期(2024.4.1~25.3.31)決算や役員人事を可決・承認した。預金の期末残高は約347億円で前年より18億6000万円増。貸出金の期末残高は約202億円で2億3000万円増となった。損益については、収益が5億2900万円で1200万円の減収。当期純利益は2500万円で80万円減と前年とほぼ同水準で推移した。
役員人事では、大松泰栄理事(文化産業信用組合)が常務理事に昇任、文唱堂印刷の橋本唱一社長が理事に、富沢印刷の富澤隆久社長が監事に新任。理事の白橋明夫氏(東京都印刷工業組合)と監事の土屋勝則氏(同)が退任した。
文化産業信用組合の牧瀬充典理事長が近年の財務、経営について報告。預金積立残高は期中、約347億円で過去最高水準になったと報告し、利益剰余金については10億円を目指すと語った。