日本出版販売は、パブリシティに先駆けて書籍を追加送品する施策「魁(さきがけ)パブリシティ」で、12月から対象メディアに中日新聞、北海道新聞を追加した。新聞ではこれまで全国紙のみを対象としていたが、主要ブロック紙2紙に対応した。
同施策は2019年6月にスタート。出版社から事前に提供されたパブリシティ情報をもとに、商品ごとに必要部数を算出して追送し、広告効果の最大化を目指すもの。新聞の他、テレビ、電車広告、ウェブメディアでの紹介にも対応している。
21年度上半期では、全国856書店を対象に285点で実施。送品前後30日の比較で売上伸長率は51.1%増、未実施店との差分は16.7ポイントとなっている。