23年のコミック市場、6937億円 電子が全体の7割に

全国出版協会・出版科学研究所は2月26日、2023年(1〜12月)のコミック市場(推定販売金額)を発表した。紙と電子を合わせたコミック市場は6937億円(前年比2.5%増)で、6年連続でのプラス成長となった。内訳は、紙のコミックスとコミック誌を合わせた推定販売金額が2107億円(同8.0%減)、電子コミックが4830億円(同7.8%増)。
コミック市場のシェアは、紙が30.4%、電子が69.6%で、約7割が電子によるものとなった。出版市場全体におけるコミック(紙+電子)のシェアは43.5%に達している。
詳細は、「季刊 出版指標」2024年春号(4月25日発行)に掲載する予定。