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本の話題
出版科学研究所、「出版指標 年報 2022年版」刊行
4月28日に刊行した。1967年からの書籍・雑誌の推定販売金額や部数、出版点数や平均価格をはじめ、21年の1年間の出版トレンド、電子出版統計の独自調査についての情報も収載。 B5判、392頁。頒価本体1万3500円。送料 […] -
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男性ファッション誌「SENSE」、休刊へ
㈱センスは、月刊誌「SENSE」を7月号(6月9日発売)をもって休刊する。 同誌は2000年に創刊。同社の守谷聡社長が編集長を務めている。 自社のECサイト「BLACKSENSE」に関しては、継続を視野に入れているという […] -
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丸善出版、68年前の「いかにして問題をとくか」をリニューアル
1954(昭和29)年に発売した名著、「いかにして問題をとくか」の紙面を全面的にリニューアルして、再度発売した。59刷分から仮名遣いや旧字体を改めて読みやすくした。 著者は米国の数学者、ジョージ・ポリア氏。未知の問題に出 […] -
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新潮社、結城真一郎氏の最新作を無料公開
ホームページで結城真一郎氏の最新作「#拡散希望」を無料公開している。 同作は昨年、日本推理作家協会賞の短編部門を受賞。6月30日に発売予定の新刊『#真相をお話しします』(本体1550円)にも載録される。 結城氏は、201 […] -
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「ざんねんないきもの事典」第7弾で470万部突破
高橋書店は4月19日、「ざんねんないきもの事典」シリーズ第7弾、『おもしろい! 進化のふしぎ やっぱりざんねんないきもの事典』を初版10万部で発売。同シリーズの累計発行部数が470万部を突破した。 同シリーズは2016年 […] -
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ケンブリッジ大学出版の教科書、47校で採用
ケンブリッジ大学出版が刊行する「CAMBRIDGE EXPERIENCE1」が、「英語コミュニケーションⅠ」に対応する教科書として文部科学省から検定され、全国の高校47校で採用された。外資系出版社が初めて検定教科書分野に […] -
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トーハン、「Luppy 2022年版」発行 NetGalleyと連携も
このほど、児童図書選書のためのカタログ「Luppy(るっぴぃ)2022年版」を発行した。小学校、中学校、公共図書館向けに児童書1万3580点を掲載した。 今回の特集は、「『GIGAスクール構想』とこれからの学校図書館」と […] -
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短歌研究社、「短歌研究文庫」好調 PODで永続流通も
短歌研究社が創刊した「短歌研究文庫」が、好調な滑り出しをみせている。2月25日に第1弾として発売した雪舟えま『たんぽるぽる』は、4月までに累計5000部(2刷)を発行した。 同文庫のコンセプトは、「名作を『レジェンド』の […] -
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ベネッセコーポレーション、「たまひよ」を大幅リニューアル
4月15日発売号から、「たまごクラブ」と「ひよこクラブ」をリニューアルする。これまで4誌を刊行してきたが、妊娠期から1歳代までの1000日間を6つの成長期に分けて、3カ月ごとに6誌を発売する。 「初めてのたまごクラブ」は […] -
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偕成社、「銭天堂」シリーズ最新刊を初版15万部で発売へ
人気シリーズ「ふしぎ駄菓子屋 銭天堂」(廣嶋玲子作、iyajya絵)の第17巻を、4月15日に初版15万部で発売する。 NHK・Eテレでアニメ化され放映中の同シリーズは、小学校中高学年に人気で「第3回小学生がえらぶ!“こ […] -
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早川書房、本屋大賞受賞作『同志少女よ、敵を撃て』を35万部増刷
紙版の発行部数は46万部(25刷)、電子書籍を含めた累計部数は47万部に達する。早川書房は「本屋大賞」受賞の第一報を受けて25万部(18~20刷)、4月6日の発表後に10万部(21~25刷)の増刷を決めた。多くのメディア […] -
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相鉄、駅売店で文庫販売を再開 祥伝社とコラボで
相模鉄道(神奈川)はこのほど、駅売店6店舗で祥伝社文庫の販売を開始した。相鉄ではかねてから売店における文庫の販売を中止していたが、啓徳社の流通ルートで販売を再開した。 駅の販促什器などを手がける東京スガキ印刷が、4点を面 […] -
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2022年本屋大賞、逢坂冬馬『同志少女よ、敵を撃て』(早川書房)に
本屋大賞実行委員会が4月6日に発表した。早川書房は受賞をうけて25万部を増刷し、累計発行部数は36万部(20刷)に達した。 同日に東京・港区の明治記念館で開催された発表会で、逢坂氏は「書店員の皆様に愛されていると実感する […] -
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皓星社、年刊誌「近代出版研究」創刊
4月7日、日本近代書誌学と近代出版史の成立を志す年刊研究誌「近代出版研究」(書籍扱い)を創刊した。 同誌は、元国立国会図書館員で図書館情報学の研究者である小林昌樹氏が昨年6月に設立した「近代出版研究所」(事務局=皓星社) […] -
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「女のいない男たち」(文春)、単行本と文庫で100万部突破
文藝春秋が刊行する村上春樹の短篇小説集、『女のいない男たち』の発行部数が、単行本と文庫を合わせて計100万部を突破した。このほど決めた文庫の5万部(15刷)重版で62万部。単行本は40万部を発行している。 同書に収録され […] -
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「マンガ大賞2022」、大賞は「ダーウィン事変」(講談社)に
3月28日に発表。うめざわしゅん「ダーウィン事変」(講談社)が大賞に選ばれた。講談社が大賞を受賞するのは、山口つばさ「ブルーピリオド」以来、2年ぶり。 発表当日に都内で行われた授賞式では、大賞作の担当編集を務める寺山晃司 […]