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本の話題
『人新世の「資本論」』、アジア・ブックアワード最優秀図書賞を受賞
経済思想家・斉藤幸平氏が昨年9月に上梓した『人新世の「資本論」』(集英社新書)が、アジア・ブックアワード2021の年間最優秀図書賞(一般書部門)を受賞した。同アワードの主催は、韓国の出版社487社による「韓国出版人会議」 […] -
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honto年間ランキング、「鬼滅の刃 公式ファンブック」が1位に
12月3日、2021年の販売冊数ランキングを発表。紙版の1位は『鬼滅の刃公式ファンブック鬼殺隊見聞録2』(集英社)、電子書籍の1位は『呪術廻戦』(同)。紙版では、中国の時代劇「陳情令」の公式写真集1と2(東京ニュース通信 […] -
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「神様からひと言」(光文社文庫)、90万部突破
光文社が発行する荻原浩『神様からひと言』(光文社文庫)が、12月17日重版出来の51刷で90万部を突破する。2005年3月に発売して以降、16年以上にわたるロングセラーとなっている。 書店員から同社に寄せられた応援コメン […] -
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岩波書店、2点の書籍を絶版に
12月2日、東京農業大学教授・黒滝秀久氏の著書『森の日本史』(岩波ジュニア新書)と『榎本武揚と明治維新 旧幕臣の描いた近代化』(同)の2点の記述に、著作権侵害にあたる記述があったため絶版、回収することを決めた。2点を販売 […] -
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大手取次2社、年間ベストセラー発表
日本出版販売とトーハンは12月1日、2021年の年間ベストセラーを発表。 日販の総合1位は、永松茂久『人は話し方が9割』(すばる舎)、トーハンの総合1位は大川隆法『秘密の法』(幸福の科学出版)。『人は話し方が9割』は20 […] -
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「パンダ銭湯」(絵本館)、50万部突破
絵本館が2013年8月に発売したtupera tupera「パンダ銭湯」の発行部数が52万部(51刷)となった。思わず噴き出してしまう「パンダのひみつ」を描いた同書が、子どもたちに支持されてロングセラーになっている。 1 […] -
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オリコン年間ベストセラー、「スマホ脳」(新潮社)が1位に
11月29日、2021年の本の年間ランキングを発表。BOOKランキングの1位は、期間推計55万8041部を売り上げたアンデシュ・ハンセン『スマホ脳』(新潮社)。昨年11月に刊行し、20年11月30日付の週間BOOKランキ […] -
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月刊誌「MOE」、約7年ぶりの重版
白泉社は11月26日、同2日に発売した月刊誌「MOE」12月号(定価930円)の重版を決めた。同誌の重版は2015年1月号以来、約7年ぶり。 12月号の特集は、「未来へつなぎたい ゴールデンカムイとアイヌの物語」。「ゴー […] -
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「総合百科事典ポプラディア第三版」、1万2500セット超の受注
ポプラ社が11月17日に刊行した「総合百科事典ポプラディア第三版」全18巻(本体12万円、分売不可)の受注数が1万2668セットに上った。同書の改訂は10年ぶり。同社では3年前から、小・中学校へのプロモーションを行い、昨 […] -
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扶桑社、「チーズはどこへ消えた?」で書店9法人とポスター
扶桑社は、400万部を発行する同書で9書店それぞれの思いやメッセージを盛り込んだポスターとPOPを作成。11月15日から店内で掲示し始めた。コラボした書店は、紀伊國屋書店、有隣堂、三省堂書店、大垣書店、ブックファースト、 […] -
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実業之日本社、創業125周年記念でムック刊行
11月17日、ムック「THE FORWARD」の刊行を始める。コロナ禍で先行きが不透明な現在、未来に向けた力強いメッセージを、小説、エッセイ、マンガ、インタビューなど、多様なかたちで編集していく。前向きな姿勢をイメージし […]