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本の話題
三島賞に中西智佐乃「橘の家」、山本賞は新川帆立「女の国会」
新潮文芸振興会は5月16日、都内で第38回「三島由紀夫賞」と「山本周五郎賞」の選考会を行い、三島賞に中西智佐乃「橘の家」(「新潮」3月号)、山本賞は新川帆立『女の国会』(幻冬舎)を選出した。「橘の家」の単行本は6月26日 […] -
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「WiNK UP」(ワニブックス)最終号、完売店続出
5月7日発売の6月号をもって休刊する「WiNK UP」が、近年では異例の初速を示して好調。完売店が相次ぎ、5月16日時点で実売率90%を超えている。現在、発売日当日に2刷、5月16日に3刷を決めた。累計発行部数は12万部 […] -
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第56回「大宅壮一ノンフィクション賞」、西﨑伸彦氏の著書に
日本文学振興会は5月15日、第56回「大宅壮一ノンフィクション賞」に西﨑伸彦『バブル兄弟 “五輪を喰った兄” 高橋治之と “長銀を潰した弟” 高橋治則』(文藝春秋)を選出した。同書は1月に刊行。「週刊文春」2023年12 […] -
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「自然科学書フェア2025」、大垣書店イオンモールKYOTO店で
5月15日から大垣書店イオンモールKYOTO店(京都)で始まった。自然科学書協会に加盟する出版社46社が1666点を出品。前年の2倍規模となる約3600冊を陳列した。7月6日まで。 理学、工学、農学、医学、家政学の5分野 […] -
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第38回「三島賞」「山本賞」の候補作決まる
4月18日、両賞を主催する新潮文芸振興会が発表した。受賞作は5月16日に決定する。候補作は次の通り。 【三島由紀夫賞】 小林エリカ『女の子たち風船爆弾をつくる』(文藝春秋) 畠山丑雄『改元』(石原書房) 待川匙『光のそこ […] -
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2024年の休刊誌89点、創復刊は27点に
出版科学研究所がこのほど、調査をまとめて発表した。創復刊誌は、27点中17点がアシェット・コレクションズ・ジャパンとデアゴスティーニ・ジャパンが刊行する週刊・隔週刊分冊百科が中心。休刊誌は、ウェブに移行した「GINGER […] -
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フレーベル館、本社前に自動販売機を設置
東京・文京区にある本社の玄関横に、カラフルなイラストでデザインされた「絵本の自動販売機」を設置した。同社では1階にあるショールームを開放している、訪れる親子連れが新刊絵本などを実際に手に取って読むことができるが、販売はし […] -
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2025年本屋大賞、阿部暁子『カフネ』(講談社)に決定
本屋大賞実行委員会が4月9日に発表した。阿部氏は同日の発表会で、ノミネート作10点を読んで投票をした書店員たちに敬意を表し、「書店員さんの奮闘が本を届けてくれている」と語った。今回は一次投票に652人(488書店)、二次 […] -
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『80パターンで英語が止まらない!』(高橋書店)、50万部突破
塚本亮『ネイティブなら12歳までに覚える 80パターンで英語が止まらない!』が、71刷で50万8000部となった。2021年4月に発売され、いまなお書店の売れ筋として動きがいい。本体1200円。 同書の特長は、英会話で役 […] -
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日販図書館選書センター、24年度の選書ランキング発表
このほど、来場した学校図書館関係者によって選書された2024年度(24年4月〜25年3月)の選書ランキングを発表した。 各部門の1〜3位は次の通り。 【セット部門】1位=『これはなんのつぼみかな(全4巻)』(汐文社)、2 […] -
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『さあ、才能(じぶん)に目覚めよう』(日経BP)、150万部突破
最新版がこのほど、9刷をもって150万部を突破した。同社の最高部数記録を更新している。2001年に発行して以来、就活生や新人教育を行う法人から毎年支持され、24年間にわたり切れ目なく増刷を重ねて大台に乗った。 同書は01 […] -
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講談社、絵本・図鑑をふるさと納税の返礼品に
このほど、東京・文京区のふるさと納税に、自社の絵本・図鑑を返礼品として出品した。第1弾は、春の入園・入学シーズンをテーマに5セットを用意。いずれも同社が取り組んでいる子ども向けの社会貢献事業「本とあそぼう 全国訪問おはな […] -
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「マンガ大賞2025」、売野機子「ありす、宇宙までも」(小学館)に
3月27日、ノミネート10作品のなかから、売野機子「ありす、宇宙までも」(小学館)が選ばれた。小学館刊行の作品受賞は、とよ田みのる「これ描いて死ね」以来、2年ぶり。 発表当日、都内で授賞式を行った。前年で「君と宇宙を歩く […] -
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白水社、創業110周年記念フェアで参加書店募集
1915(大正4)年11月に創立し、一般・語学・教科書、雑誌などを手がけ、多くのヒット作を創出してきた老舗。フェアでは136刷に至るJ.D.サリンジャー『ライ麦畑でつかまえて』などのロング・ベストセラーを選書した。銘柄が […] -
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DNP、5月から文庫の復刊販売を開始
大日本印刷はこのほど、書籍流通の選択肢を増やす〝未来の出版流通プラットフォーム〟構築の取組みを開始。その第1弾として「DNP復刊支援サービス」の提供を開始し、5月1日から文庫の復刊販売を書店で実施する。 同プラットフォー […] -
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世界文化社、大谷選手の絵本のスペシャル版発売へ
昨年3月に刊行した絵本、『野球しようぜ!大谷翔平ものがたり』に、米ドジャースに移籍した1年目の活躍を写真でまとめた冊子「2024シーズン大谷翔平ニュース」と特大ポスターを挟み込んだスペシャル版を発売する。冊子は8ページ。 […]
