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ニュースフラッシュ
扶桑社、「チーズはどこへ消えた?」で書店9法人とポスター
扶桑社は、400万部を発行する同書で9書店それぞれの思いやメッセージを盛り込んだポスターとPOPを作成。11月15日から店内で掲示し始めた。コラボした書店は、紀伊國屋書店、有隣堂、三省堂書店、大垣書店、ブックファースト、 […] -
ニュースフラッシュ
実業之日本社、創業125周年記念でムック刊行
11月17日、ムック「THE FORWARD」の刊行を始める。コロナ禍で先行きが不透明な現在、未来に向けた力強いメッセージを、小説、エッセイ、マンガ、インタビューなど、多様なかたちで編集していく。前向きな姿勢をイメージし […] -
ニュースフラッシュ
三洋堂HD第2四半期連結決算、減収減益に
三洋堂ホールディングスは11月12日、2022年3月期第2四半期連結決算(21.4.1~同9.30)の概要を発表。売上高93億1600万円(前年同期比8.7%減)、営業損失5700万円(前年同期は2億9400万円の利益) […] -
ニュースフラッシュ
【訃報】岡野行雄氏(おかの・ゆきお=キリスト教図書出版社社長)
11月3日、死去。91歳。葬儀は11月19日午後2時から、東京・文京区本駒込6-11-15の今井館で執り行われる。喪主は妻のいさをさん。 -
ニュースフラッシュ
YA出版会、2局制に フォレスト出版が新規加盟
東京・千代田区の出版クラブビルで第43回総会を行い、新組織体制と役員人事を決めた。これまでの販売・研修・広報の3委員会制を、「販売・研修局」「広報・製作局」の2局制に改変した。また、フォレスト出版の新規加盟が承認され、会 […] -
ニュースフラッシュ
中国4店目の「蔦屋書店」、上海にオープン
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)蔦屋書店カンパニーとその子会社である蔦屋投資(上海)有限公司は11月12日、「上海前灘太古里 蔦屋書店」をオープンした。同店は中国4号店目の「蔦屋書店」で、上海では2店目。 同 […] -
ニュースフラッシュ
日販「New Item Convention 2021」に約100人が来場
日本出版販売の商品開発部は11月4・5日、東京・千代田区の本社で文具・雑貨などの商品展示会「New Item Convention 2021」を開催した。前回はコロナ禍でオンラインで実施したが、1年9カ月ぶりにリアル会場 […] -
ヤングアダルト最前線
第10回 「TikTok効果」の限界と課題、クセの強さ補う工夫が必要
これまで2回にわたり、TikTokで「バズる」本の特徴・動向を検証してきた。今回は、全国展開の書店チェーンの本部に勤務する傍ら、TikTok上でマンガを紹介している人への取材内容を参考に、そこから見えた「TikTok売 […] -
本屋の新井です
第60回 秋のかき氷
急に秋めいた日の午後、私は新宿のはずれにあるビジネスホテルにいた。かき氷屋が開店したと聞いて、とりあえず予約の時間に来てみたのだが、勝手がわからない。ロビーに人待ち顔で佇めば、まるで訳ありの人妻だ。 するとタブレット […] -
本屋の新井です
第59回 しゃぶしゃぶ食べ放題
知人としゃぶしゃぶ食べ放題の店に入った。店員に案内された席に着き、タッチパネルで肉をオーダーする。しばらくすると「お待たせいたしました」と女性の声がするも人の姿はなく、ずんぐりとしたロボットがテーブルの脇に佇んでいた。 […] -
ヤングアダルト最前線
第9回 TikTokでバズる本とは?/ユニークで意外なその条件
前回のこの欄で、TikTok発で10代(とくに女子)にバズった本は、すでに過去に一度以上話題になったタイトルの方が多いと書いた。とはいえ、過去に売れたものならなんでもいいというわけではなく、そこからさらに傾向は絞られる […] -
失われた屋号を求めて
第31回 地層と暮らす
元々は本を一冊読み始めたら読了しないと次の本に進めない性分だったはずが、いつしか数冊の本を併読するようになった。どちらの読み方にもそれぞれ利点があって、これからもその都度選んでいけたらと思っているけれど、併読には困った […] -
本屋の新井です
第58回 米と蕎麦
田んぼだと思っていた一角に、白く小さな花が咲いている。地元の人に訪ねると、蕎麦の花だそうだ。そういえばこの地域は、米だけでなく、蕎麦の名産地でもあるのだ。 ひとつの体で複数の仕事を持つメリットはたくさんある。書店員を […] -
本屋の新井です
第57回 旅と随筆
仕事で滞在している熱海から、JR伊東線で伊東にやって来た。駅前の土産物屋を抜けると商店街で、土地に湧く温泉は共同浴場として街に溶け込んでいる。 ゆったりと流れる川と共に歩けば、やがて海へと辿り着くだろう。川の向こうに […] -
ヤングアダルト最前線
第8回 TikTokからバズる本が続出/「新しさ」の裏側に「保守性」も
2020年から短尺の動画共有サービス、TikTok上で、「けんご 小説紹介」(@kengo_book)などが紹介したことをきっかけとする本のヒットが相次ぎ、その支持層の中心は10代だと、たびたび報じられている。 代表 […] -
失われた屋号を求めて
第30回 夏の思い出
「本当に怖い話は、こんなところで気軽に話せたりしないよ」 学生時代、バイト終わりに訪れたチェーン店のカフェで、友人がストローの入っていた紙袋を細かく千切りながらそう言った。冷房が効き過ぎていて、切望していたはずのアイ […]