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本の話題
ブティック社、譲受した「壮快」を7月14日発売
資産譲渡契約により譲り受けたマキノ出版の健康誌「壮快」を7月14日、8月夏号として発売する。同様に「安心」を8月16日、9月秋号として発売することも決めた。定価は2誌とも以前と同じ770円(税込)。 以降、月刊だった「壮 […] -
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『禍』(新潮社)、発売前に海外翻訳とコミカライズ決まる
7月12日に発売する小田雅久仁『禍』(わざわい)で、韓国と台湾での翻訳版刊行と、コミカライズが決まった。コミカライズ版は6月27日、同書の発売に先駆け、マンガサイト「くらげパンチ」で第1編の「耳もぐり」の連載がスタートす […] -
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早川書房「ハヤカワ新書」5点でNFT電子書籍付版も発売
早川書房は6月20日に刊行する新レーベル「ハヤカワ新書」の創刊ラインアップ5点で、NFT電子書籍付版も発売する。NFT電子書籍は紙の書籍と同じ内容で、作品によっては限定特典も付く。紙版だけの通常版も合わせて発売する。メデ […] -
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大手取次2社の上半期ベストセラー、総合1位は村上春樹「街とその不確かな壁」
日本出版販売とトーハンは6月1日、2023年の上半期ベストセラーを発表。総合1~3位は、両社およびオリコンともに同じ銘柄になった。総合1位は村上春樹『街とその不確かな壁』(新潮社)、2位は元宮秀介・ワンナップほか『ポケッ […] -
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第1回「音楽本大賞」受賞作決まる
「音楽本の魅力を多くの人に届け、書店の音楽書コーナーを盛り上げたい」として創設された「音楽本大賞」(音楽本大賞実行委員会主催)の第1回受賞作がこのほど発表された。 2022年1月1日~12月31日に刊行された本のなかから […] -
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第69回「江戸川乱歩賞」、三上幸四郎「蒼天の鳥たち」に
日本推理作家協会はこのほど、第69回「江戸川乱歩賞」(講談社・フジテレビ後援)に脚本家・三上幸四郎氏(写真左)の「蒼天の鳥たち」を選んだ。同賞の応募作品は390編。同作は8月頃、講談社から刊行される。 三上氏は「名探偵コ […] -
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日販「本袋」、5月発売分で全75タイトルが勢揃い
日本出版販売が取り扱う「本袋」が、5月19日からの販売開始分をもって全75タイトルが揃った。 「本袋」の取扱いは、日販が出版社IP(知的財産)を通じてエコ活動を企画・支援する「ONE ECO PROJECT」の一環。 全 […] -
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第15回「角川春樹小説賞」、東圭一「奥州狼狩奉行始末」に
このほど、都内で第15回「角川春樹小説賞」の最終選考会を行い、東圭一「奥州狼狩奉行始末」を選出した。応募作は344作品。 受賞作は今秋、角川春樹事務所から刊行される予定。 -
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第28回「日本絵本賞」、大賞は「PIHOTEK」(講談社)に
全国学校図書館協議会(全国SLA)は5月15日、第28回「日本絵本賞」の受賞作を発表。大賞は、『PIHOTEK 北極を風と歩く』(文=荻田泰永、絵=井上奈奈、講談社)だった。 その他の受賞作3点は、『がっこうにまにあわな […] -
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第76回「日本推理作家協会賞」、各部門の受賞作決まる
日本推理作家協会は5月11日、第76回「日本推理作家協会賞」の受賞作を発表した。長編および連作短編集部門は芦沢央『夜の道標』(中央公論新社)と小川哲『君のクイズ』(朝日新聞出版)、短編部門は西澤保彦「異分子の彼女」(「W […] -
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「週刊東洋経済」4月22日号、ChatGPT特集で3刷に
東洋経済新報社が刊行する同誌4月22日号の売行きが好調だ。同社ではこのほど、4月27日出来で2刷、5月8日出来で3刷の重版を決めた。 4月22日号の特集は、「ChatGPT仕事術革命」。同誌が3刷に達するのは、2021年 […] -
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第54回「講談社絵本賞」、たじまゆきひこ氏の作品に
4月20日、講談社が発表。たじまゆきひこ『なきむしせいとく 沖縄戦にまきこまれた少年の物語』(童心社)が選出された。同書は、昨年4月30日に刊行。発行部数は1万1000部(3刷)まで伸長している。子どもたちに戦争と平和に […] -
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西加奈子氏、新刊『くもをさがす』(河出書房新社)で乳がん告白
4月19日に発売される『くもをさがす』は、西氏が2021年のコロナ禍、滞在先のカナダで浸潤性乳管がんを宣告され、その発覚から寛解までの8カ月間を克明に描いたもの。治療への恐怖と絶望、家族や友人たちへの溢れる思いと、時折訪 […] -
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紀伊國屋書店、天皇陛下の英国留学記を新装復刊
4月22日、徳仁親王(当時)の英国留学記『テムズとともに 英国の二年間』を新装復刊する。 1983年、オックスフォード大学に留学した親王が2年間の青春時代の日々を綴った手記で、93年に学習院から刊行された。今回の復刊は「 […] -
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村上春樹氏の6年ぶり新作長編発売、深夜・早朝販売の書店も
新潮社が4月13日に初版30万部で発売した村上春樹『街とその不確かな壁』を、多くの書店が店頭イベントで盛り上げている。紀伊國屋書店新宿本店は同日午前0時にカウントダウンイベント、同7時から早朝販売を行った。 丸善ジュンク […] -
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2023年「本屋大賞」、凪良ゆう『汝、星のごとく』(講談社)に
4月12日、同賞実行委員会が発表した。凪良氏は2020年の『流浪の月』(東京創元社)以来、3年ぶり2度目の受賞となった。 発表会には4年ぶりに全国の書店員のほか、出版社・メディア関係者などが参集。434人が出席した。凪良 […]