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本の話題
『赤と青のガウン』(PHP文庫)、25万部に
彬子女王『赤と青のガウン オックスフォード留学記』(PHP文庫)が発行部数25万部に達するヒット作となり、いまも書店注文が多く寄せられている。同書は、女性皇族として初めて海外で博士号を取得した彬子女王殿下の英国留学記。読 […] -
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角川歴彦氏、6月27日にリトルモアから出版
東京五輪をめぐる贈賄容疑で逮捕され、長きにわたり勾留された角川歴彦氏が6月27日、リトルモアから『人間の証明 勾留226日と私の生存権』を上梓する。 被疑者を長期間にわたって身体拘束して自白を強要し、有罪を得ようとする検 […] -
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第171回「芥川・直木賞」の候補作決まる
日本文学振興会は6月13日、第171回「芥川龍之介賞」「直木三十五賞」の候補作を発表した。受賞作は7月17日に決定する。 候補作は次の通り。 【芥川賞】 朝比奈秋「サンショウウオの四十九日」(「新潮」5月号) 尾崎世界観 […] -
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第25回「読売・吉野作造賞」、『新興国は世界を変えるか』(中央公論新社)に
読売新聞社と中央公論新社はこのほど、第25回「読売・吉野作造賞」に恒川惠市『新興国は世界を変えるか 29カ国の経済・民主化・軍事行動』(中央公論新社)を選出した。 恒川氏は1948年千葉県生まれで、現在は東京大学名誉教授 […] -
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大手取次2社とオリコンの上半期ベストセラー、「変な家」シリーズ(飛鳥新社)が上位に
トーハン、日本出版販売、オリコンはこのほど、それぞれに2024年の上半期ベストセラーを発表。トーハンの総合部門は、雨穴『変な家』『変な家2~11の間取り図~』(飛鳥新社)の「変な家」シリーズが1位となった。日販の総合部門 […] -
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第9回「斎藤茂太賞」決まる
日本旅行作家協会(下重暁子会長)は5月28日開催の選考委員会で、同賞に小坂洋右『アイヌの時空を旅する』(藤原書店)を、また選考委員特別賞に高田晃太郎『ロバのスーコと旅をする』(河出書房新社)を選んだ。 同賞は同協会創立会 […] -
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第2回「音楽本大賞」決まる
音楽本大賞実行委員会は5月23日開催の最終選考会で、候補12作のなかから大賞に松本直美著『ミュージック・ヒストリオグラフィー』(ヤマハミュージックエンタテインメントホールディングス)を選出。審査員5人が1作ずつ選ぶ個人賞 […] -
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第16回「角川春樹小説賞」、桜田光「真令和復元図」に
5月24日、都内で最終選考会を行い、桜田光「真令和復元図」を選出した。応募作は昨年を上回る399作品。受賞作は今秋、角川春樹事務所から刊行予定。 -
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サウザンブックス、CF新レーベル立ち上げ
クラウドファンディング(CF)で海外作品の翻訳出版を行う同社は、このほど日本の作品を対象にしたCFの新レーベル「SEN BOOKS」を立ち上げた。ジャンルは問わず幅広いテーマを受け付ける。 現在、次の2件のCFを実施中。 […] -
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FanTop発の「全文朗読NFT」、河出書房新社『あの夏が飽和する。』で
河出書房新社は6月27日、メディアドゥ、Amazonオーディブルと協力し、小説の全文朗読NFT付き単行本とオーディブル版を発売する。「全文朗読NFT」は、メディアドゥのNFTサービス「FanTop」において初めて。 対象 […] -
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「三島由紀夫賞」「山本周五郎賞」決まる
新潮文芸振興会は5月16日、第37回「三島由紀夫賞」に大田ステファニー歓人『みどりいせき』(集英社)、同「山本周五郎賞」に青崎有吾『地雷グリコ』(KADOKAWA)を選出した。 『みどりいせき』は第47回「すばる文学賞」 […] -
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大宅壮一ノンフィクション賞、春日太一『鬼の筆』(文藝春秋)に
5月16日、主催する日本文学振興会が発表した。受賞作は、映画「七人の侍」や「砂の器」などの脚本家・橋本忍氏の評伝。春日氏が関係者への取材や、橋本氏の遺族から譲り受けた資料などをもとに昨年11月、文藝春秋から上梓した。贈呈 […] -
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全国SLA、第29回「日本絵本賞」大賞に『ゆうやけにとけていく』選出
全国学校図書館協議会(全国SLA)はさきごろ、第29回「日本絵本賞」大賞に『ゆうやけにとけていく』(作=ザ・キャビンカンパニー、小学館)を選出した。 絵本賞は『おきにいりのしろいドレスをきてレストランにいきました』(作= […] -
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新潮文庫『死の貝』が3刷・2万部超に、1998年刊の単行本を復刊
4月24日に発売。約2週間で3刷・2万部を超えた。死に至る地方病として恐れられていた日本住血吸虫症との闘いを描いた1冊。 日本住血吸虫症のWikipediaの記事は重厚な内容で知られ、三毛別羆事件と八甲田雪中行軍遭難事件 […] -
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第70回「江戸川乱歩賞」、最終候補作は6点に
同賞を後援する講談社が、4月25日に発表した。応募総数は395編。同賞70周年を記念し、綾辻行人、有栖川有栖、真保裕一、辻村深月、貫井徳郎、東野圭吾、湊かなえの7氏が選考委員を務めている。候補作は以下の通り。 相羽廻緒「 […] -
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「サッカー本大賞2024」、大賞は宮市亮「それでも前を向く」に
カンゼンは4月24日、「サッカー本大賞2024」を発表。大賞と読者賞は宮市亮『それでも前を向く』(朝日新聞出版)に決まった。宮市氏はJリーグ・横浜F・マリノス所属のFW選手。同賞創設以来、初めて現役選手の著書が大賞を受賞 […]